時間は

まもるもので

追われるもので

しばられるものでもある

仕事や日常生活ではそう感じることが多い

登山でも帰りのバスの時間を気にして山行を楽しみきれないこともしばしば

とかくマイナスな表現をされてしまいがち

なのに時間というものに、希望をもたらす何かを求めてしまう

心の傷を時間が癒してくれることもあるし

時間をテーマにしたファンタジーな小説や映画も数多ある

戻せない、常に進んでいくからこそ

どうにかしたいと思ってしまうのかもしれない

どうにかするのに今私ができることは、時の間に見たものを写真に残すこと

それを今回お見せする場が

時間を厳密に守る方々で運行が成り立っている鉄道の車内

富士急行さんの完璧な仕事に守られながら

車内に展示される時の間を綴った写真たち

ご乗車のお客様には

それらを見ながら目的地までのほんのひととき

時間旅行を安全に楽しんでもらえたら嬉しい