MIKA NAGOYA

身を任せて流れて行く。

毎年この時期になると多感な時期を共に過ごした親友のお墓へ会いに行きます。

彼女との別れは17年前、突然その日はやって来ました。

彼女とは生前同じ時代を生き、時間を共有して来ました。

世界中を一緒に旅をしました。

その場所に行くと、あの頃の事を一気に思い出します。

時間がどれだけ過ぎようと、色褪せる事はありません。

どれだけ彼女から影響を受け、学んだか分かりません。

時間は勝手にどんどん過ぎ、その中で流れに身を任せます。

その瞬間を、閉じ込められる大事なツールこそが写真です。

その瞬間を逃さない様目を配り、心を研ぎ澄ませ過ごしたい。

そんな大切な一枚を電車に乗る方々と共有出来たら嬉しいです。